ブランドを守る

ブランディングというと、
企業や組織の言語的、視覚的なブランド価値と理念を具体化することで
ロゴやメッセージをつくることがまず頭に浮かぶ。
ただしそれは一度具現化して終わりではなく、
長期的にその価値と理念を外に発信し、
組織に浸透させ個々の意識を高めることができるかどうかが、
ブランディングの責務であるはずだ。
ブランドという大きな木が枝をわけ、茎葉となって世の中に拡散したときに、
末端の葉が様々な色や形をしていては、
そこに一貫したアイデンティティを感じることはできない。

私たちはその小さな一葉一葉にブランディングの意識を具現化(デザイン)し、
整然と同じ形の葉をもつブランドという大木を育てていくことが、
ブランドを守ることと考え、それこそが私たちが担うブランディングであり、
ブランドと仕事をする上での責務と考えている。